【おとばなのポリシー】
1、音楽と語りの融合。コンサートでも演劇でもない、「音語りシアター」という独自のスタイル。
2、会場の雰囲気や特性を生かした演出。
3、お客様の年代に合わせたプログラム作り。
おとばな独自のスタイル 『音語りシアター』 とは?
一つ一つの演目をオムニバス形式で上演することでバラエティ豊かな公演内容となることに加え、その公演で全体のテーマを作り、演目間のつなぎのシーンも演じることで、まるで一つのストーリーを見ているようなステージとなります。また、物語にはほとんどの作品に宇高杏那と宇高靖人のオリジナル曲が作曲されており、和久田の情感豊かな語りも共に、独自の世界感を表現します。
【めぐりあい】
フルーティスト・宇高杏那と、語り手・和久田み晴が最初に出会ったのは、幼稚園での保護者として。
お互いの長男が同じ幼稚園だったことがきっかけでした。
お互い仕事として演奏活動、声優・語り手活動をしていることから、幼稚園のお誕生会のホールにて、生演奏と絵本の読み聞かせのコラボレーション作品を上演することに。
そこですっかり意気投合してしまった2人。
もともと同世代、同年代の2児の親、という共通点も相まったのでしょう。
「ぜひまた、こんどは外でもやりたいですね!」
それから和久田が宇高をイベント出演に誘ったり、
宇高がもともと活動しているギター&フルートデュオ『アルボル』のコンサートに和久田をゲスト出演で呼んだりすること数回…
フルーティスト・宇高杏那、ギタリスト・宇高靖人、語り手・和久田み晴の3人でアンサンブルする楽しさが深まっていきました。
そして、初めて「3人でまるごと一つの公演を作る」ことに。
それが2013年9月に上演した「ドロップス」です。
どんな内容にするか、話していても、自然と共通点があり、お互いが共感する演目が集まり、それでいて、お互いのアイディアや音や声で新たな刺激を受け、化学反応を起こした作品となりました。
それは3人の感性がちょうどよい波長のベクトルにあったからかもしれません。
この公演の打ち上げで、「これからも3人で活動していこう!」と、ユニットを結成、『おとばな』が生まれました。
そんな3人が織り成す、音楽と語りのコラボレーション。
ぜひ、あなたの耳と目で、お楽しみください。
2013.3. アルボルコンサートにて (おとばな結成前)
【絵本にオリジナル音楽を作曲すること】
子どもの頃に両親に読んでもらったたくさんの絵本達。
そして、生活の中に常に流れていた多ジャンルの音楽達。
このふたつが私の中に想像すること、また創造することを育んでくれました。
絵の表面に止まらず、絵の奥に広がる景色や匂い、ストーリー、音や音楽を想像することが何よりも楽しく、いつまでだって空想に浸ることができた子ども時代。
子どもの私にとって絵本と音楽はあらゆる所に旅に行ける...そんな「どこでもドア」でもありました。
大人になってもその感覚が身体には染み付いていて、縁あって始めた絵本の作曲は子どもの頃のワクワクドキドキがよみがえり、自身の感覚に耳を澄ましてみると、たくさんの音が溢れてきました。
作品は全てオリジナル曲で演奏することにこだわりを持っており、色彩、絵の動き、言葉のリズム、ストーリーの展開、また語り手の声の響きや息遣いに寄り添いながら、絵本と音楽が調和し合うことを大切に音を付けています。
絵本の中に無限に広がる世界を、『おとばな』が創る声と音で、聴いて下さる皆様と共に、
いつもよりちょっとだけ遠くまで、またはいつもとはちょっとだけ違った道を通って旅ができたら...
そんな想いで今日も絵本の旅プランを創造中です。
宇高杏那
2013.2. モリヤイーストキャストにて (おとばな結成前)
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